国語の記述対策 どこに注目する?
ここまで暑くなりますと暑さそのものというより
室内外の温度差に消耗させられている気がしますね。
どうも、ワタリイヌヤです。
中学受験の国語でのお悩みで多いのが
記述問題についてだと思いますが、
今日は、その記述問題でなぜ苦労するのか
その一因をお話ししますね
たとえば
「傍線部『私は腹立たしかった』とあるがそれはなぜか。その理由を80字以内で答えなさい。
という問題があるとします。
まず、どこに注目しますか?
この最初の注目するポイントが国語の記述を苦手とする子たちはおかしいのです。
私のところに来る子の多くは、始めのうちは
「字数!」とか「80字のところ!」
と元気よく答えます。
これでは難しく思ってしまうのも無理はありません。
いきなりなんの手がかりもなしに80字なんて
書けるわけありませんよね?
この間違えを修正していくことが記述問題を解けるようにするスタートです。
当然ですが、最初に注目すべきは
「私が腹立たしかったのはなぜか」
です。間違っても字数に目を奪われてはいけません。
ここに注目できれば、
「何に腹をたてたのだろう」
というセカンドアプローチができますよね!
最初にどこに注目するかが記述攻略では大切なんです
この記事を書いた人

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1972年 東京生まれ、大学卒業後、四谷大塚系列の塾にて主に基礎クラスを担当。いかにして、国語を自力で解けるようにするかを日々研究。
2005年 ブログを通じ、山本ヒサオ'代表と知り合い、国語へのアプローチの仕方に共通のスタンスを感じるとともにメソッドに共感し、「国語の森」東京本部校に参加。
2006年 入試国語専科「国語の森」新宿校塾長、および「国語の森」首都圏統括本部長就任。
2007年 地元港区三田に「個別指導 飯田塾」・「国語の森」三田校を開校。
2010年 エール出版社刊「大逆転の中学受験国語」を共同執筆。要約RPG「ヨウヤクモンスター」の要約を執筆・制作。入試国語専科「錬の国語」東日本エリア統括本部長に就任。
2013年 エール出版社刊「マンガでわかる 入試国語力をつける奇跡のメソッド」を共同執筆。
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