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大手塾が大味である理由

2016/06/22

すべての生徒を個別にしっかりみる。
そのために考えついたのが
「教室の分散化」と
「1学年5人限定システム」
でした。

以前は
自分ともう一人か二人の先生で
1校舎を運営していましたから
時間をずらして来てもらったり
曜日を限定して
来てもらっていたりしていました。

今はちがいます。

毎日私だけがいても仕方がないと考え
私のほかにたくさんの先生に協力してもらいながら
毎日
広島地区と東京地区
違う校舎をまわることで
毎週コンスタントに
生徒をみることができる
というシステムを
考え付きました。

「塾長」と聞くと
「もう教えていない」
というイメージをもたれる方が多いようで
こないだの同窓会でもの教室を見てまわっているのか」
とか
「先生を使う立ね」
などと発言され、

つい
「まあ・・・ね」
などと言葉を濁してしまいましたが

実際には
「全部の校舎を見てまわるのではなく全部の校舎の主力講師」
「先生の中で一番あくせく働いている立場」
というのが
偽らざる現状です。

どうも一部の塾長は
「プレイヤーでなくなること」(第一線でおしえなくなること)をもって
塾のステータスが上がるものと考えているようですが
それは、
ちがうと思います。

そこにしかない
かけがえのないスキルを持つ先生ならば
その人間は
「先生を続けなくてはならない」のではないでしょうか。

自分の代わりになる人間がいるような
別の見方をすれば
それくらいのレベルしか要求していない塾が
人をたくさん集めて
いったい何になるというのでしょうか?

いや、ひょっとして
なにもない箱を作ろうとしているのではないでしょうか?

(それが大きな塾のいえばこないだスタッフの一人がその友人から「周囲に理解を求めなくてはならない塾なんて、大変でしょう。周りにあわせてふつうの塾でいるほうが、理解されやすいし、経営も安定するのでは」と発言されたそうですが、それはヒサオ'がわざわざやる塾ではないし、それこそ、だれか「別の人」にやってもらえば、済むことです)

保護者からいつまでも必要とされ
「プレイヤーであり続けること」は
私の中ではまちがいなくステータスです。

そして

これ以上「塾」にとって
幸せな瞬間はないと考えています。

ヒサオ'

写真は「要約メソッド」を使って要約作業をする「国語の森」の生徒さんたち。東京本部校にて写真は「要約メソッド」を使って要約作業をする「国語の森」の生徒さんたち。東京本部校にて

(※当記事は過去にブログなどに掲載し反響を呼んだものを厳選して再掲しています)

この記事を書いた人

山本 ヒサオ'
山本 ヒサオ'
1969年生。
本名、山本尚志 (やまもと ひさし)。
東京学芸大学芸術文化課程書道専攻卒。
在学中から高校生に「入試に勝たせるための」英語学習法を確立することを決意。
大手個別指導塾の教室長勤務ののち’95独立。
現在まで「個別指導ジール」山本ヒサオ'塾長として、十数年間広島と日本各地で個別指導を実施。
著書に'06.4.「ヒサオ'の英語」(南々社)、'07.7.「秘伝のセンター英語」(エール出版社)がある。

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